(3) Kさん ~重い障がいのある方について

Kさんは強度行動障がいがあり、入所更生施設の強度行動障がい、特別処遇加算を頂いて入所されました。強度行動障がいの特別処遇加算というのは有期限で3年間しか利用できないんですが、3年後も更生施設の一般棟でそのままお受けしました。
1か月で492,776円本人に来ており、そのうち強度障がい加算が231,090円ありました。3年後の2005年には解除されていましたので、一般棟扱いで242,550円になっていました。けれども強度行動障がいはそんな簡単に軽減していくものではないんですね。昼夜共に引き続き手厚いケアが必要だったんですけれども、この時期は非常に厳しい時代でした。
自立支援法になって区分6をもらいましたので、日中系生活系合わせて355,800円ということで少しはましになりました。2009年になると給付単価が格段に上がりましたので、2008年4月は174,000円だったのが2009年7月には292,500円に上がっています。日中系と生活系の合計金額も599,050円になり、本人にかかる手当も格段に手厚く出来るような状況になりました。
けれどもこの強度行動障がいの加算手当というのは基本的に入所施設支援と生活介護事業を組み合わせた時に適用になるので、我々のように生活は入所施設ではなくてケアホームで日中は生活介護という場合は適用されません。多分想定が無かったんだろうと思います。この辺も法の改正をお願いしたいなと思っております。
それにしても日中にこれだけ沢山の給付増額があるのであれば、環境を整えたり専門職員を更に増やしたりというサービスの質を上げるという課題が横たわっているかと思われます。