
まず、はじめにみなさんは罪を犯した障がい者と聞いてどんな人を想像するでしょうか?「前科10犯」「放火」「詐欺罪、前科10犯」という罪名を見ると、「手のつけられない悪人」というイメージを抱かれるかもしれません。
私は2007年から実際に2名の罪を犯した障がい者への支援を行ってきました。
初めて受け入れた時は罪名や刑期にばかりに注目してしまい、本当に支援ができるのだろうか? 何か特別な支援が必要ではないか? と不安な気持ちで一杯でした。しかし実際に接してみると、今まで私が支援をしてきた障がい者の方々と何ら変わりもなく、福祉の支援が届いていれば、犯罪に手を染める事などなかったのではないかと思う方々でした。
この報告ではそのような方々の実際の事例と、それを通じて明らかになった福祉的支援のあり方について報告します。