「絶対にえん罪だと確信しますの巻」
厚生労働省:村木厚子さんに会ってきました。
世間を騒がせた。障害者の第三種郵便許可の偽造疑惑で。
僕は。間違いなくえん罪だと思っていますので。そう表現しますが。
不当に拘置されている。村木さんに大阪拘置所で面会できました。
どうして。無実の人が。こんな囲いの中に。
こんな長期に拘置されるのか。腹立たしい気持ちでいっぱいです。
僕は。村木厚子という人の大ファンです。
その信頼は今も変りません。
初めてお会いしたとき。村木さんはこんな話をしてくれました。
「私は労働省出身なので、厚生畑をきちんと勉強して仕事をしたいと
思って、全国の施設や障害者雇用している企業を見て回りました。
それで感じた大きな疑問は、障害者雇用の企業でとても重度の方が
ちゃんと働いていて、最低賃金も保障されている。
それなのに、その企業の人より、明らかに能力のある障害者が、
月数千円の工賃で、しかも福祉の介護報酬も使って施設にいる。
どうして、こんなことが起こっているのかと。これでいいのかと。
強く疑問に感じたんです。」
僕は、すごい普通の感覚を持った、すごく彼らの可能性を信じてくれる
すばらしい官僚が福祉の世界に現れたと、その瞬間村木ファンになりました。
村木さんは、その疑問を疑問のままにはしませんでした
企業に頭を下げまくり。企業が障害者を雇用しやすく仕組みを整え。
言葉通りに。障害者もまさに普通に働く環境を。
障害の担当を外れた後も。ライフワークとして、必死にやってくれました。
その後ろ姿を。ずっと手を合わせて感謝し続けた僕としては。
村木厚子という人が。あんな不正をしないと。断言できるわけです。
今日。村木さんは。いつもの笑顔で面会室に現れました。
「こんなこともあるのねぇ。だいぶ、気持ちが落ち着いて来ました」
とまず、おっしゃいました。
様々な人から預かった頑張れメッセージに、ひとつずつ深く頷かれ、
「心を強く持って、頑張ります」とおっしゃいました。
「マスコミも、村木さんの人柄をきちんと書いて、好意的なものが
増えてきました」とお伝えすると、
「多くの人の応援のお陰です。ありがとうございます。」と
深く頭を下げました。
「こんなにゆっくりするのは、子どもを産む産休以来かしら」と
いたずらっぽく笑われましたが。
子どもさんの話になると、母親の顔。とても心配そうでした。
「また。僕達や障害のある人のために、一緒に頑張って下さい。
ずっと待ってますから」というと、「頑張りますから」と。
隣で感極まって、涙ぐむ北岡賢剛に、村木さんももらい泣き。
本当に。胸締め付けられる時間でした。
規定通りの。短くも長い10分間の面会を終え。
僕達に一杯手を振りながら。村木さんは笑顔で扉の向うに消えました。
何でこんなことに。それしか言えません。
せめてもと。暑いので、ジュースやゼリーなどを差入れ屋さんに頼んで。
重苦しい気持ちを抱えたまま。大阪拘置所を後にしました。