最新情報>面会記>北岡賢剛さん
面会記

大阪で村木さんのいらっしゃる大阪拘置所を訪問しお会いしてまいりましたので、村木さんのご様子を報告させていただきます。

面会は原則1回の受付で3人までですので、行きの8月28日(金)は井手さん、前田さん、清水、帰りの31日(月)は西嶋さん、山本さんが行くことになりました。
新大阪駅からタクシーで15分くらい都島の大阪拘置所は有名らしくタクシーの運転手は行きなれたところという感じで、帰りはどうしたら良いのか尋ねると、門前にタクシーがたくさん待っているから心配ないという説明がありました。

受付に到着し、門前の受付で番号札を貰い、持っている携帯電話やカメラをこの受付の小さなロッカーに入れ、住所と名前を記入して番号札をもらい領地内に入ります。
その後、面会の申込用紙に記入し、番号札と一緒に面会受付窓口に申し込みます。
面会待合室では壁に貼ってある書きものを必死で読んで状況把握をしました。申込書には面会理由を書く欄があり、普通に面談と書いたところ、「安否確認」という例が載っていてこちらのほうが良いのではないかという意見で、最後に記入した清水は理由を「安否確認」としました。
(理由はそれほど問題ではなかったようです。)

待っている間に本の差し入れの手続きを行います。まず差し入れ申請書を記入します。
印鑑を押す欄があるのですが、持っていなかったので母印を押しましたが、指紋を役所に届けてしまったとちょっと心配でした。
本は何冊でも良いのですが、週刊誌は3冊までとかいう情報が入っていましたので各自最近読んで面白いと思ったものや評判の本を差し入れました。
係りの人が本の中に変なものが入っていないか確認のため全部ペラペラめくっていました。
清水が差し入れた「仏像の見方」について「これは何ですかといわれ」問題になるほどのものとは思えないので実物を見せたところ、すんなり通過しました。

面会は1日1回10分程度(内容によっては、刑務官の配慮で少々長くしてもらえている感じがしました。日ごろの村木さんの対応の良さのおかげなのだと感じました)
8時半から11時まで受付した分は、大体、12時までには面会できます。
本人が運動中や入浴中という理由で、待たされている人がいました。
大阪拘置所は、面会部屋が15あり、私たちは12号室に通されました。テレビドラマに出てくるのと同じなのですが、3人入るとぎちぎちの狭さです。私たちが座るとすぐに村木さんが「ハーイ」と元気な様子で登場しました。
「遠いところありがとう!」と言って中での生活の様子を話してくださいました。

日常過ごす部屋は広さは約2畳くらいで、冷房は効いていないが今年は去年に比べると猛暑日が少なくてなんとか過ごせた。
麦飯がおいしくてはまっているとかで、今年の春にお会いした時よりお顔がすっきりして若返ったように見えました。
お化粧はもともとされていませんし、髪型もいつも通りです。
外にいるよりここにいるほうがいろいろな点で良いのだと弁護士さんに言われているとか、外ではマスコミ攻勢が大変だったようです。
大阪拘置所のほうが東京より過ごしやすいとか、周りを気遣っている発言も見られました。
そばには監視役のお役人が同席しています。

いろいろな方が差し入れを入れてくれるので、困っているものはないとか。
本を読む時間がたっぷりあるので、読書をしている。皆さんが本をたくさん差し入れてくださるので、読み終わった本は家に送っているとのこと、自分の荷物は小さなトランク一個しか持っていられないのであまり荷物を増やせないそうです。
村木さんは一人部屋ですが、中には多人数の人が入る部屋もあるそうです。
(差し入れ屋さんが、差し入れたものを同室の人に分けたりしま すよと言っていましたが、村木さんはお一人なので分けられません。ちなみに差し入れ屋さんで村木さんというとすぐにわかりました。)

一日25分間の運動時間が2回あるそうです。その時に体を動かすようにしているとのこと。
また、一斉ラジオ放送があり、聴いているそうです。
(次回訪問者の西嶋さんたちに「阪神タイガースの選手名鑑」というリクエストがありました。)新聞は一誌読めるそうです。
洗濯物はひとり一日3点まで出せるので、計算して効率よく出しているという事でした。
7時半起床、夜は9時就寝でたっぷり寝られるとのこと。

東京の弁護士さんだそうですが、大阪地検向けには大阪の弁護士さんもいらしたほうが良いとのことで大阪の弁護士さんもチームに加わったそうです。
でも費用は個人負担ということですから大変ですよね。
西嶋さんからメールが来ていましたとおり、「村木さんを支援する会」にも支援金が集まっているそうですが、とてもそれだけでは足りなさそうです。
まだこれから裁判など時間がかかるかと思うと、なんとか早く決着できないのかと怒りを覚えますが、村木さんは力強く「頑張る!」とおっしゃっていて気力も体力も十分と感じました。
時間は15分くらいたった時点で時間切れの宣言がなされ、接見は終了しました。

その後差し入れ屋さんに行って差し入れ品を注文しました。
差し入れ屋は拘置所の門から100メートルくらいのところにあります。
リクエストのコーヒーキャンディと暑い時に冷房代わりにもなる凍ったジュースを差し入れました。

村木さんから皆さんによろしくという事でした。早く解決すると良いのですが。
お手紙を差し上げたら喜ばれると思います。外部からの手紙は検閲があるのでしょうけれど読めるそうです。(清水)

31日は午後一番(1時から)で登録して、1時半にはお会いできました。
村木さんの様子は清水さんからのご報告の通りですが、公判にむけての事前交渉(だったか?)の弁護士さんとの打ち合わせが始まるということで、膨大な資料が弁護士さんから届き目を通し始めたということでした。
丁度31日の3時から、第一回目の打ち合わせがあるとのことで、 いよいよ公判にむけての準備が始まったようです。
このところ、マスコミでも取り上げられることもなく、村木さんがまだ拘束されていることを知っている人も少ないようです。
犯人とも決まっていない人を理由もなく(証拠隠滅なんてしようがないはずなのに)こんなに長期にわたった勾留することは、人権問題にも匹敵すると考えてしまいます。
一日も早い釈放を願っています。(西嶋)