k 村木厚子さんを支援する会│村木さんからのメッセージ

最高検察庁の検証結果について、村木厚子さんからのメッセージが届きましたのでご紹介させていただきます。(10.12.28)

今回の事件では、私の関与はなく、また、そうしたことを示す客観的証拠も全くなかったにも関わらず、私が関与したとする事実に反する供述調書(特信性が否定されたもののみならず、判決においてその信用性が否定されたもの)が大量に作成されました。検証報告では、逮捕、起訴、公判遂行の各段階における判断の誤りについて率直に認めていただいたものの、そうした取り調べの実態、すなわち、多数の検事により事実と異なる一定のストーリーに沿った調書が大量に作成された過程そのものは検証されませんでした。

取り調べの実態解明には、被疑者や参考人などの関係者から事情を聴く必要があったと思います。私自身も検証への協力は惜しまないつもりでしたが、最高検からの接触は一切なく、事情を説明する機会もなかったことを非常に残念に思っています。検察官からの事情聴取を中心に検証が行われたのであれば、検証が不十分なもの、偏ったものになっているのではないかという疑念をぬぐえません。

また、大坪検事や前田検事の仕事の進め方に大きな問題があったことは検証結果からよくわかりましたが、そうした幹部を育ててきた組織の風土・文化、そうした仕事の進め方を許してきた組織の機能の在り方などが十分検証されていないように感じました。

こうした点の解明について、外部の方々の「検察の在り方検討会議」に大きな期待を寄せています。
また、自らも、訴訟という手段を通じこれにかかわっていくことを決めました。

国民からの信頼を取り戻すための検察のこれからの努力をしっかり見守っていきたいと思います。

村木 厚子

村木厚子さんからのメッセージが届きましたのでご紹介させていただきます。(10.9.13)

9月10日、ずっと信じてきた「無罪」の判決をいただきました。

判決が出るまで、その瞬間について、うれしいのかな、涙が出るのかな、笑みが出るのかな、どんな感じなのだろうと色々想像をめぐらしていましたが、実際には、そのどれでもなく、ただ、実際に一回だけ、心臓が大きな鼓動を打ちました。
とても不思議な感覚でした。

逮捕・起訴からおよそ1年3カ月、「信じているよ」「がんばって」というメッセージをずっと送ってくださった皆様のおかげで、絶望せず、孤独感にさいなまれず、闘い続けることができました。
改めて、心から御礼を申し上げます。

検察が控訴するかどうかまだ分かりませんが、「最後まで闘う」という決心は変わっていません。皆様から頂いた力を頼りに頑張ります。今後とも、どうかよろしくお願いいたします。

村木 厚子

村木厚子さんからのメッセージが届きましたのでご紹介させていただきます。(09.11.30)

 皆様に大変ご心配をおかけしましたが、11月24日、やっと、保釈になりました。
6月14日の逮捕から5ヶ月以上拘置所で暮らしたことになります。
拘置所では、職員の方々によくしていただいて、静かに安全に暮らすことは出来ましたが、期間が長くなるに従い、いつまでこうした生活が続くのかと、不安も大きくなってきておりましたので、私も家族も本当にホッといたしました。

 拘置所での生活に耐えられたのは、本当に皆様のご支援のおかげです。
接見禁止が取れてからはほぼ毎日誰かが面会に来て下さいましたし、沢山のお手紙や、メッセージ、伝言をいただきました。
拘置所の中で、悲しくて泣いたことが一度もないとは申し上げませんが、その何十倍も、自分がいかに周りの方に恵まれているかを思ってうれし涙を流しました。

 拘置所での生活を数字などで総括してみますと、次のようになります。
 ・面会に来て下さった方:約70人
 ・頂いた手紙:約500通
 ・麦飯ダイエットの効果(?)で体重:6キロマイナス
 ・ストレッチと室内体操のおかげで腕の筋力:アップ
 ・歩き回れなかったので、足の筋力:ダウン
 ・差し入れていただいた本を中心に読んだ本:ちょうど150冊

 弁護士の先生から、「拘置所生活は意外に疲れがたまっているもの、とにかく1ヶ月は普通の暮らしは無理、体をしっかり休めるように」というアドバイスをいただきましたので、まず、年内は体調を整えることに専念しようと思っております。
1月末からはいよいよ裁判が始まる予定です。
弁護士の先生方のお力を借りて、真実を曲げずしっかりと主張をして、無実を証明したいと思います。
がんばります。
ご支援をいただいている皆様お一人お一人に直接御礼を申し上げるべきところですが、まずは、この場をお借りして心からの御礼を申し上げます。

村木 厚子
厚子さんから届いた手紙の中でみなさんにお伝えしてほしいとしてあった部分をご紹介します。(09.07.23)

今回のことで一瞬、全てのものが変わってしまったように思えましたが、
一方で、昨日までと少しも変わらない自分がここにいるという思いも強く持ちました。

また、一瞬、全てのものを失ってしまったような気がしましたが、
たくさんの人が心配して励ましてくれたことで、
自分がこんなにも大きな財産をもっていたのかと驚きと喜びでいっぱいになりました。
どうか、みんなにこの感謝の気持ちを伝えて下さい。

村木 厚子
村木厚子さんから青い朝顔の絵入り葉書が届いたそうですので、ご紹介させていただきます。(09.07.20)

暑中お見舞い申し上げます。
大阪も暑いです!
この間の力添え、本当に、本当に、感謝しています。
こちらは、しっかり食べてしっかり眠っています。
仕事のストレスもないし(笑)。
面会がOKになり、手紙も受け取れるようになり、心もどんどん元気になっていっています。
それに1ヶ月乗り切ったことも大きいですね。
裁判のことは初めてでもあり不安もありますが、自分をしっかり持って主張すべきことをきちんと主張していこうと思っています。
がんばります。
こちらから出せる手紙の数が限られているので皆さんにお礼がすぐ言えません。
宜しくお伝えください!

村木 厚子

村木厚子さんからのメッセージが届きましたのでご紹介させていただきます。(09.07.14)

やっと第1ラウンドの20日間が終わりました。起訴という結果になりましたが、弘中先生から「この20日間は検事さんたちの一方的な土俵であって「公平」はない。
裁判になって初めて検察側と弁護側、双方が対して公平な闘いになる」と聞いていたのでがっかりはしていません。
接見禁止が解除されたので、来ていた40通以上の手紙を受け取ることができました。
こちらからの手紙は一日2通までと決まっていますので、返事はすぐには出せないと思いますが、たくさん、たくさん元気をもらい勇気をもらったので、心から感謝しています。

こちらの生活のペースにも少しずつ慣れ、生活のリズムをつくろうと努力しています。
ありがたいことに、この間、夜、ちゃんと眠れ、また、食事も食べられています。
第2ステージに向け、まだ心構えが整うというところまではいきませんが、とにかく体調と心のバランスを整えようと思っています。がんばります。
応援してくれている皆さんに心から感謝していると伝えてください。

村木 厚子