| 古川 |
特別養護老人ホームをつくる場合、木造の2階建て以上は許されない。国が一律に規制しているためで、自治体や事業者が責任を負うと言っても任せてもらえない。こういう現状を変えなければならない。地方分権の時代は自己責任の時代。自分でものを考え、いいと思うことはやり、思わないことはやらない、という自由を与えてほしい。 |
| 福島 |
我孫子市では、障害を持つ子は、「保育に欠ける」という要件がなくても、保育園に通える。地域の中で色々な子と一緒に育っていけるようにするためだが、この場合、国から負担金は来ない。こういう自由のきかない負担金は廃止されてよかった。まら、市単独の補助金が既得権にならないよう、支出先を3年に一度見直している。補助金は、自分たちの力ではやれないところに出し、自立できるようになればうち切る。こうした発想で、市民と一緒に自立の精神を育てている。 |
| 河内山 |
ある地域で、道路をつくってほしいと言われたので、「重機を貸すから自前でやらないか」と言ったら、1000万円かかるところが100万円で済んだ。自分たちの課題だと思ったら、1000円、1万円を大事に使う。 |
| 森 |
7月の水害では、地域の底力を感じた。寝たきりの老人がどこにいるか、あそこは独り暮らしだとか、地元の人がよく知っていて、救出の際役立った。避難所では、町内会の人たちが、寝たきりの人の世話をしていた。施設も、小規模なら、利用者同士の人間関係が生かされ、「地域力」が効率よく発揮される。小規模施設を分散配置することが大事ではないか。 |
| 福島 |
我孫子市でも、障害者の地域サービスを支えているのは、大きな法人でなく、20くらいの小規模で地域密着型の市民事業者で、まさに地域の底力を発揮している。こういう事業者と連携してやっていけるのは、国でも県でもなく、市町村だけだと思う。 |
| 浅野 |
地域のありようは、納税者が決めるべきだ。三位一体改革ではなく、「国から補助金が来ない」という言い訳をできなくすることが本質だ。いったん首長に任された税金が、福祉や教育など様々な行政にどう使われるのか、国ではなく、住民が監視役を果たすべきだ。 |