9月5日（火）、上川陽子法務大臣が、当法人を来訪されました。
　

　
午前中は雨が降り、心配されていた天気も、

来訪される頃には回復し、日が射す中での視察となりました。

 

2016年12月、「再犯防止推進法」が施行され、

刑務所出所者らの社会復帰支援が注目を集めています。

それを受けての今回の視察となりました。

 

見学されたのは、更生保護施設「雲仙・虹」、

刑務所ではなく福祉の中で、生き直しに向けた更生支援
いわゆる「入口支援」を行う「あいりん」「さつき」、

そして刑務所から出所された方が現在働く

「コロニーエンタープライズ」の4事業所です。

　

　　　

　　　

　　　

上川大臣は職員だけでなく、刑務所を出所された当事者の方とも言葉を交わされていました。

 

その後に行われた意見交換会では、
現場で罪に問われた障がい者の支援に携わる事業所からの問題提起を踏まえ、

障がい者・高齢者に対して、裁判中から福祉的支援を行う「入口支援」や、
薬物依存者・高齢犯罪者・障がいのある犯罪者に対する社会復帰支援を
効果的に実施する上での課題について、意見交換が行われました。

　　

　

　　
南高愛隣会は10年前より「罪に問われた障がい者・高齢者」の問題に取り組んできました。

引き続き、現場での実践を踏まえながら、
社会復帰支援の充実に取り組んでまいります。