HOME  >  新着情報  >  お知らせ   >  祝・第56回吉川英治文化賞!
令和4年3月31日付で定年退職された雲仙・虹の前施設長 前田康弘さんの第56回吉川英治文化賞贈呈式が4月11日(月)東京の帝国ホテルにおいて執り行われました。

吉川英治文化賞とは、日本の文化活動に著しく貢献した人物並びにグループに対して贈呈される賞で、長崎県からの受賞は1996年以来26年ぶりの快挙です。

前田さんの受賞理由は、社会福祉法人初となる更生保護施設の初代施設長として、開設から13年間、全国のモデルケースとなったことが主な受賞理由です。

授賞式では、顧問の遺影を手元に受賞スピーチをされた前田さんの姿に、同席した厚生労働省矯正施設退所者地域支援対策官伊豆丸さんからは、「著名な作家の方々がいらっしゃるなかで、顧問と共に堂々とスピーチされている前田さんを同志としてとても誇らしく思い、平成21年からの様々な思い出が走馬灯のように甦りました」と感動のメッセージを受け取りました。

今回の前田さんの受賞は、我々職員にとっても大変喜ばしいことであり、また大きな励みとなります。前田さんがずっと言ってこられた「立つ瀬のなかった方に立つ瀬のある支援を」「我がこととして考える」「一度しかない貴重な人生に寄り添う支援」を大切に、顧問や前田さんの意志を継承していくことが、今いる我々職員の役割だと改めて実感いたしました。

前田さん、本当におめでとうございます。そして今後、ますますのご健勝とご活躍をお祈り申し上げます。

 

 

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