必要なサポートを受けられず、犯罪を繰り返す「累犯障がい者」の立ち直りと社会復帰に向けた、全国初の試みへ挑戦します。

九州各県の刑務所に入所し、知的障がいやその疑いがある受刑者のうち約50人を長崎刑務所（長崎県諫早市）に集め、職業訓練や療育手帳取得など社会復帰の支援事業をスタートします。

受刑者の特性に応じた処遇計画を立て、対人関係の向上など出所後の就労を見据えたスキルを習得させ、療育手帳の取得を促し、福祉的な支援が必要な場合は、専門機関に引き継いで出所後もサポートする仕組作りです。

法人がモデル事業として事業を進めて、その後、事業の効果を検証したうえで全国の他の施設での導入への展開も目指します。